GCC 2025 Taiwan 体験記

GCC 2025 Taiwan参加 「GCC 2025 Taiwan」というイベントに参加しました。 GCC 2025 TaiwanはGlobal Cybersecurity Camp 2025 Taiwanの略で、「国籍・人種を超えた専門知識のあるグローバル人材の育成」と「国境を超えた友情とゆるやかなコミュニティの形成」を目的としたイベントです。日本、シンガポール、韓国、台湾、タイ、ベトナム、マレーシア、インドネシア、インド、ルーマニアの10カ国が参加し、各国から数名の学生が参加するイベントです。 今回選考に通ったので、参加させていただくことになりました! イベントの詳細なスケジュールや、講義の内容などは以下のサイト等を参考にしてください。 GCC Security Camp Committee ここではGCCに参加し、印象に残っていることと、学んだことを紹介します。 初めての海外 GCCで台湾に行くのが、私にとって初海外でした。飛行機が台湾に着陸し、検査場を通った時は、とてもワクワクしました。事前に契約していたeSIMが正しく認識するのに手間取り少し焦りました(笑) 一日目は、アイスブレイクパーティーがありました。様々な国の受講生と話をしました。私は英語が苦手なので、なかなか聞くことも伝えることも時間がかかりましたが、日本のアニメや歌手、アイドルなどの話で盛り上がりました。受講生の多くがCTF好きで、流石だなと感じました。 印象に残った講義 二日目以降は朝から夜までセキュリティの講義がありました。サニタイジングとC++のバイナリ解析の講義が特に面白かったです。私はCコンパイラを自作したことがあり、サニタイジングのことについても少し聞いたことがありました。しかしサニタイジングを実装することまではしたことがありませんでした。講義では簡単なサニタイジングをコンパイラに実装するというもので、やりがいがありました。グループのメンバーからもDiscordで質問されて、答えられたのも良い思い出です。 カーネルエクスプロイトの講義は、難しすぎてほとんど理解することができませんでした。基礎の基礎から勉強する必要があるなと感じました。勉強するためのサイトなどを教えてもらったので、コツコツと進めていきたいです。 グループワーク 講義の他にグループワークもありました。私たちのグループは台湾、韓国、インド、タイ、ベトナムの方で構成されていました。グループワークでは各グループに課題が割り当てられ、最終日にその課題をクリアして発表するという内容でした。私たちの課題はSSOのロガーの実装でした。 講義は夜まであったので、グループワークはその後グループメンバーのホテルの部屋で行いました。毎晩夜の3時ごろまで取り組み、何とか最終日までに実装を終えました。グループのメンバーはとても仕事が早く、私がSSOの仕様を調べている間におよそのUIを作ってくれていました。私はSSOで使われるプロトコルの仕様を調べるのと、実装部分の修正、プレゼンで使用する資料の作成を手伝いました。グループメンバーの方がとても親切で、英語が得意ではない私のために、Discordでやり取りをしてくれたり、ご飯にも誘ってくれたり、色々と気遣ってくれました。皆と協力して課題に取り組めたのはとても楽しかったです。 グループとしては「EXAM VOUCHER」という権利をいただきました。まさか選ばれると思っていなかったので、グループのメンバーもとても驚いていました。 海外のノリ 最終日には半日の観光とクロージングパーティーがありました。カラオケが行われ、大変盛り上がりました。音楽が流れれば、手拍子や、ダンス、掛け声などがかかり、海外のノリを肌で感じることができる非常に良い経験になりました。 英語は楽しむためのツールである GCC全体として学んだことは、英語で自分の言いたいことを伝えられた時の「楽しさ」です。私は英語が下手ですが、ジェスチャーを使ったり、例をたくさん挙げたりして、自分の言葉で伝えられた時はうれしさと楽しさでいっぱいでした。 海外の方はとても優しく、GCCを十分楽しむことができました。しかし、もっと英語が使えれば、ジョークを言ったり、海外のノリに加われたり、講義をより理解できたりして、もっともっと楽しむことができるのになあという場面に何度も出会いました。今回の一番の学びは「英語は楽しむためのツールである」ということに気づけたことです。今後、より楽しむために英語を学びたいと思います!! 感謝 GCCに参加し、無事に日本に帰国できたのは日本人スタッフの方や、日本チームのサポートスタッフの方、日本チームの受講生の方、グループワークのメンバーの方など、全てのGCCに関わる皆さんのおかげです。大変貴重な経験をすることができました。ありがとうございました! またどこかで会いましょう! You can meet me for free~~~~~~~~~~~~~~!!!

2025/03/1 · KashiuchiSotaro

IM920sLで双方向通信

概要 ロケットに搭載する無線モジュールをIM920sLにすることになり、IM920sLをESP32で動かすことに挑戦しました。そのときの流れを忘れないように記しました。 この記事では、以下の構成でIM920sLが双方向通信する方法を紹介しています。 環境 すでにESP32の開発環境が整っていることを前提としています。 PC:Ubuntu マイコン:ESP32 IDE:platformio ツールのインストール PCとESP32がシリアル通信するために必要なツールをインストールします。Windowsを使っている人はTeraTermを使う人が多いみたいです。今回はUbuntuを使っているので、GTKTermというツールを使うことにしました。 sudo apt install gtkterm 配線 PC、ESP32、IM920sLを下のような構成にします。PCとESP32はUSBで接続し、ESP32とIM920sLは以下の回路図のように接続します。 初期設定とペアリング GTKTermの設定 シリアル通信ソフトのGTKTermを以下のような手順で設定します。 GTKTermを開き、「Configuration -> Port」をクリックし、以下のような設定を行う また「View -> Local echo」をクリックする プログラムの書き込み 以下のプログラムをESP32に書き込みます。書き込み時にはGTKTermでシリアルポートを閉じなければいけません。F6キーで閉じることができます。 #include <Arduino.h> #include <stdio.h> #define IM920_BUSY 18 HardwareSerial PCSerial(0); HardwareSerial IM920Serial(2); void setup() { // PC Serial PCSerial.begin(19200); PCSerial.setTimeout(10000); // IM920sL Serial pinMode(IM920_BUSY, INPUT); IM920Serial.begin(19200); } void loop() { // Nothing } 改行コードの確認 ここで使用しているパソコンの改行コードを確認します。改行コードによってプログラムを少し変更する必要があります。 ...

2024/05/25 · KashiuchiSotaro

2024/04/21 日記

春休み終了 春休みが終了し、2週間が経ちました。この2週間はとんでもないぐらい忙しかったです。副指導寮生、寮生会、クラブ体験期間、ネットワークスペシャリスト試験等々…. クラブ体験期間 クラブ紹介 クラブ紹介を部長、バーチャル部長が行いました。春休みからコンピュータ部の部員として準備の手伝いなどを進めてきました。コンピュータ部のオリジナルキャラクター、和歌宮らみなちゃんを見て、照れている学生もいました(笑) クラブ体験 クラブ紹介が終わり、クラブ体験期間に入りました。こちらの準備等はゆめくじらが中心に行いました!クラブ体験期間初日は7人ほど来てくれました。クラブ体験期間も1週間が経つと、常連さんも多くなり、入部を希望する人もちらほら出てくるようになりました。 入部を希望する学生のうち、ゲーム制作部門とセキュリティ部門の学生についてはC言語の勉強をスタートさせました!主に僕が教えるのですが、プログラミングという言葉自体を知らない人にわかりやすく説明するのは、結構難しいなあと感じました。いきなり関数やインクルード文について話し出すわけにもいかず、過去の自分はどうやって学んだのだろうか?と不思議に思いました。やっぱし、実際にサンプルプログラムなどを動かしてみるのがよいんですかね? 誕生日 18の誕生日を向かえました!ついに成人です!!! 信じられません(笑) いろいろな人に祝われました。ありがとうございますっ! 年齢が上がるにつれて、余計なプライドが身についてきている気がするので、それらのプライドを捨てられるようにしたいです。 ネットワークスペシャリスト 4月21日、ネットワークスペシャリストの試験がありました。 午前2と午後2については結構自信があるのですが、午後1については全くありません。問題を見た瞬間、あ、得意な分野一つもないやん… 詰んだな… と思いました。一番つらかったのは、午後1の後の休憩時間。帰りて〜っていうのが正直なところでした。休憩は実質8分ほどしかないし… でも頑張って午後2も受けました。午後2は結構自信があります。 結果を待ちたいです! 帰りに和歌山駅周辺のラーメやさんで、ラーメンを食べました。一人だったので、カウンターで食べたのですが、カウンターはやけに緊張してゆっくり食べれませんでした(笑) 味は美味しかったです!試験へのご褒美です!! 副指導寮生 副指導寮生になれた 寮事務や、指導寮生から連絡はなかったのですが、開寮の日、僕の部屋には「副指導寮生」という文字がありました。なんと副指導寮生になれたみたいです。担当のフロアは同じ学年の違うクラスの学生のところでした。知り合いがほとんどおらず、不安でしたがみんな優しくうまくやって行けています。 避難訓練の実施 寮の避難訓練を実施しました。副指導寮生はフロアの学生をまとめて、避難しなくてはなりません。警報がなり、フロアの学生を集めていると…. 1人足りないではないですか…..(汗) 結構焦りましたが、単純に寝ているだけでした。(笑)一安心です。 その他 号館会議や、指導寮生任命式、新入生の入寮の準備などもしました。結構やることがあり、大変です…. これからも頑張っていきたいです! 寮生会 寮生会にも所属しており、春休みあけからは顔合わせの会議を行ったり、前の役員の方からの引き継ぎなどを行いました。寮生総会に向けての準備も進めていかないといけないです!

2024/04/21 · KashiuchiSotaro

2023年度後期, 春休み 活動まとめ

後期、春休みを振り返り 気づけば4月。 2年生の後期、春休みが終わってしまいました。 後期は特に進むのが早かった 目標と目標達成度合い 達成度 内容 詳細 80% 自作Cコンパイラのセルフホスト 時間がほとんどとれず達成できなかった。中途半端なので絶対に最後にはセルフホストをしたい!! 達成 セキュリティキャンプの課題公開 2024年度のセキュリティキャンプの募集が始まりそうだったので、その前に公開(公開リンク) 達成 キーボード試作品の作成 メインのキーボードを作る前段階として、自作キーボードの試作品を作成した。その名もSeekbar Control Keyboard 60% 自作キーボードの作成 メインの自作キーボード作りは、キーマップの購入、キー配置の決定まで終わっている 0% トビタテ 応募要項を読んだだけで終わってしまった。来年度は応募まで行きたい 達成 英検準2級合格 体験記 達成 ゆめくじら勉強会の開催 勉強会でいただいたフィードバックも修正した.記事 変更 新しい部活の作成 新しい部活を作るよりも、コンピュータ部とゆめくじらが合併したほうがよいということになった。合併後の体制 達成 C#の勉強 授業でC#を習い、独学でも学び、オブジェクト指向に触れることができた。C#で作ったソフト 変更 jekyllの勉強 Webページの作成にjekyllを使っていたが、Hugoを使うことにしたため、Hugoの勉強をすることにした 0% ブログの英語対応 全然対応できていない 60% ネットワークスペシャリスト取得 再来週に試験があるので気合を入れたい 達成 副指導寮生になる なんとかなることができた。目標にしていることを頑張りたい。指導寮生を目指す! 80% コンピュータ部Webサイト作成 2から4年生で協力してWebサイトを作っている。コンピュータ部 Webサイト 達成 KOSEN セキュリティコンテスト2023へ参加 テスト期間と被ってチームでは出れなかったので、来年はチームで出場し、優勝したい 達成 警察庁連携 トップガン講習会へ参加 マルウェア解析の基礎を学んだ 達成 ビジネスコンテスト もともと参加する予定ではなかったが、誘われて参加。体験記 今後行いたいこと 自作キーボード完成 自作コンパイラのセルフホスト ネットワークスペシャリストの取得 タイピングソフトのリバースエンジニアリング リバースエンジニアリングバイブル読破 情報危機管理コンテスト一次予選突破 電子工作(ハードウェア面) Terminal Mulitの練習ソフト作成 OSSのリポジトリへ参加 海外の大学が公開している授業の視聴 Googleが行うOSSのイベントの参加 反省 いろいろなことに手を付けて結局何もしていないことが多いので、一つずつ確実に進めていこうと思った ...

2024/04/7 · KashiuchiSotaro

セキュリティ・キャンプ全国大会2023 応募課題公開

概要 「セキュリティ・キャンプ全国大会2023」のL3『Cコンパイラゼミ』の応募課題を公開します。 間違っている内容もあると思いますが、ご了承を。 問1:コンパイラの動作 コンパイラを一つ選び、そのコンパイラがどのような過程でソースコードから実行バイナリを生成しているかを、現在知っている範囲で説明し、実際にコンパイラがその過程を経ているということを自分なりに検証してみてください。どのように検証したか、そして、その検証結果から何が言えるかを教えて下さい。どの言語をコンパイルするコンパイラかは、好きなものでかまいません。 検証環境 今回選んだコンパイラはC言語をコンパイルする「gcc」コンパイラです。検証環境は、Linuxコマンドを使用できる点と、Linuxで使われることが多いABIを使用したかったため、Linuxで行います。具体的にはホストOSで仮想化ソフトを起動し、ゲストOSを立て、ゲストOSで「gcc」コンパイラを動かします。以後の検証を行う環境は基本的に下のとおりです。 HostOS: Microsoft Windows 11 Home VirtualizatioSoftware: VMWare Workstation 17 Player GuestOS: Kali GNU/Linux Rolling (2022.2) Architecture: x86_64 CPU op-mode(s): 32-bit, 64-bit Byte Order: Little Endian compiler: gcc (Debian 11.3.0-3) 11.3.0 全体像 まず初めにソースコードから実行可能ファイルが作成されるまでの大まかな過程を知っている範囲でまとめてみます。 ソースコード |–プリプロセス(プリプロセッサ) プリプロセス後ソースコード(中間コード) |–コンパイル(コンパイラ) オブジェクトファイル(中間コード) |–リンク(リンカ) 実行可能ファイル 検証方法 上記の過程が本当に正しいのかどうかをgccコンパイラのオプションを利用して、調べてみます。 簡単なプログラムを作成 中間ファイルを取り出す -save-tempsオプションを付けてコンパイルすると、コンパイラが生成した中間ファイルを削除しないようにしてくれるらしい。この機能を利用し、中間ファイルを取り出す。 取り出した中間ファイルを調べる lsコマンドを使って、中間ファイルが作成された順番を調べる fileコマンドを使って中間ファイルを調べる ファイルの中身を見て調べる 今回使用するプログラム #include <stdio.h> #define MAX_VALUE 20 int main(void){ int i, a, b; for(i=0; i<MAX_VALUE; i++){ // MAX_VALUE回挨拶を行う printf("%d Hello World\n", i); } return 0; } 検証結果 # gccコマンドの実行 └─$ gcc -save-temps main.c # 作成日時が古い順から表示 └─$ ls -ltr total 48 -rw-r--r-- 1 kali kali 76 Apr 24 20:17 main.c -rw-r--r-- 1 kali kali 17958 Apr 24 20:53 a-main.i -rw-r--r-- 1 kali kali 465 Apr 24 20:53 a-main.s -rw-r--r-- 1 kali kali 1368 Apr 24 20:53 a-main.o -rwxr-xr-x 1 kali kali 15976 Apr 24 20:53 a.out # fileコマンドを実行し、それぞれのファイルを調べる └─$ file * main.c: C source, ASCII text a-main.i: C source, ASCII text a-main.s: assembler source, ASCII text a-main.o: ELF 64-bit LSB relocatable, x86-64, version 1 (SYSV), not stripped a.out: ELF 64-bit LSB pie executable, x86-64, version 1 (SYSV), dynamically linked, interpreter /lib64/ld-linux-x86-64.so.2, BuildID[sha1]=14a8fbe181354a90f63ee35839a3ae1876077f0c, for GNU/Linux 3.2.0, not stripped 生成された中間ファイル(a-main.i) ...

2024/04/1 · KashiuchiSotaro

サイトのリニューアル

サイトをリニューアルしました。 主な変更点としては静的ジェネレータに「jekyll」から「Hugo」に変更しました。 変更した理由は、jekyllをローカル環境に構築するのが難しかったからです。Hugoなら実行ファイルを一つダウンロードするだけで用意できるので非常に便利です。 また写真の管理がしやすかったり、リソースを相対パスで指定が可能だったりとメリットがあったからです。 よりよいサイトにできればと思ってます!! 今後ともよろしくです!!

2024/04/1 · KashiuchiSotaro

2024/03/09 日記

春休み 2月23日から春休みに入りました。寮生活をしているとなかなか髪が切れないので、まずは髪を切りました。そして初めて家で髪を染めてみました。600円でヘアカラーを買い、使ったのは3分の1で、実質200円ほどしかかからず色を染めることができました。仕上がりに関してはよくわかりません(笑) 最近は非常に食べることが喜びとなってきました。最近食べたものです。 特にパンケーキが美味しかったです! 初めて分厚くてフワフワのパンケーキを食べました。 大分前に流行っていたみたいで、一度食べたいと願っていたので、非常に嬉しかったです! パンケーキも美味しかったのですが、それ以上にパンケーキ屋さんの熱意が素敵でした。一つは注文してから分量を測り、材料を混ぜ、焼き上げてくれる点です。注文から少し時間がかかりますが、お客さんに出来たてで、おいしいものを食べてほしいというのが伝わってきました。もう一つは利益を優先せず、お客さんの笑顔を重視している点です。 自作キーボード 自作キーボードでは、Seekbar Control Keyboardが完成し、フィードバックも修正しました。 リポジトリも一般公開しました。ぜひ見てみてください。(»>リポジトリ) Seekbar Control Keyboardが完成したので、次はついに自分の普段使うようのキーボードを作り出したいと思っています。 トップガン トップガン演習とは、警察庁サイバー警察局情報技術解析課員の方から、サイバー犯罪に対して最前線で対応されている方々の視点で、不正プログラム解析の講習をハンズオン重視の形式で実施いただく講義のことをいいます。このトップガン演習の講義を3月8日に受けてきました。 内容としては、リバースエンジニアリングの手法を解説するというものでした。特に32BitのWindows上で動くアプリのリバースエンジニアリングについてです。既に知っていることもありましたが、頭の中を整理することができ、良かったです。さらに発展的なリバースエンジニアリングの手法と、マルウェアの解析を学べれたら面白いなと思いました。 Webサイト構築計画 コンピュータ部のプロジェクトの一つで、ありがたいことにプロジェクトリーダーとして任されているプロジェクトに、Webサイト構築計画というものがあります。このプロジェクトは、簡単に言うとコンピュータ部のWebサイトを作ろうというものです。コンピュータ部員のWebサイトに関する技術力の向上も目指しています。 Webサイトを作るにあたり、初めは講義形式でWebサイトの仕組みを教え、後半は自分で自分のWebサイトを構築してみて、最終的にコンピュータ部のWebサイトを開発、保守、運用していこうという方針になりました。現在は第一ステップの講義形式で、Webサイトの仕組みを教える部分です。教えると言っても、私が知っていることを話すだけなので、内容が薄いかもしれませんが、ご了承を.. 今の所、ハンズオン形式で週に2回オンライで集まり、進めています。プロジェクトに参加しているメンバは一年生が多いのですが、毎回MTGに集まり、すごくしっかりと聞いてくれて、教えるのが楽しいです。オンラインなので、なかなか声を出して質問したり、意見を言ったりすることにハードルがあるかもしれませんが、徐々にでも話しやすい空間にしていきたいと考えています! 良いWebサイトができるように、メンバのみんなで協力しいきたいと思います!がんばります!!!

2024/03/9 · KashiuchiSotaro

2024/02/18 日記

期末テスト 2月7日から2月13日まで期末テストがありました。 今回一番注意すべき科目は電気回路です。前回のテストも非常に難しかったので、今回はより一層力を入れて勉強を行いました。二週間前からテスト範囲は言われており、そのテスト範囲の演習問題が非常に難しく、焦って多くの時間を費やしました。しかし何と担当の先生がテスト3日前に範囲を大幅に狭めることを発表しました。先生も解いた所、意外と難しかったらしく、2年生にこの問題を解いてもらうのは流石に苦すぎるということで、範囲が狭まりました。直前に範囲を変更されると、勉強をしていた人にとってはとてももったいないので、やめてほしいです。 実際にテストを受けるとそこまで難しくなく、なんとかなるなあとい感じです。 自作キーボード 期末テストも終わり、自作キーボードの作成の続きを再開しました。前回はキーボードのケースをPPという素材を使いレーザー加工したのですが、PPはレーザー加工との相性が悪く、加工した断面が溶けたような感じになりました。 そこで今回はコメリでアクリル板を発注しました。アクリルで加工を行うと非常にきれいに加工できました。下の写真が加工後の写真です。誤差もほとんどなく、キーボードに取り付けてもジャストフィットしました。 ケース作りで余ったアクリルを用いて、キーホルダーも作ってみました。僕が使っているパソコンの名前と、私の名前を入れました。2つのキーホルダーをつなげると、USBの規格のマークが出てくるような設計にしました。結構気に入っています。後は紐をつけて完成です。(紐はなかったのですが.. ひとまず自作キーボードづくりは一区切りがついたので、作ったキーボードのフィードバックを行いました。いろいろな問題点を列挙し、今後の開発につなげたいです。 寮生会 今年度最後の寮生会がありました。 予算の制度や、使い方についていろいろと議論しました。結構白熱しており、正直疲れました。 議論の中に、その人を否定するような発言を先生がしており、それはよくないなあと思いました。いくら腹がたったとしても、場を考えて発言するべきだと思いました。例えば「普通の人間が考えたらわかるでしょ。」であったりと… 結構白熱した会議も終わり、最後は丸く収まりました。 寮生会終わり、先輩と一緒に寮食を食べました。先輩ともようやく打ち解けて来たところだったので、もう寮生会も終わってしまうのかと正直悲しいです。先輩のみなさまお疲れ様でした。

2024/02/18 · KashiuchiSotaro

2024/01/21 日記

起業家の話 2024/01/17、二人の起業家が話をしてくださる講演会がありました。 大変失礼な言い方のですが、事業内容や、何をしたいのかが今ひとつわかりませんでした。またローカルノリが多く、少しついていくのに苦労しました。 私はこの講演会を聞いて、起業家が美化され過ぎているなあと思いました。本来は、起業家は起業家になりたいということではなく、自分のアイデアで世界を変えたいという情熱があり、その実施手段として起業するということがあると思います。しかしまるで起業化することがかっこいいのように美化されている部分が多く見られました。またお金がたくさん手に入るよとは直接言っていませんでしたが、経費で落とせるし、などの発言が目立ちました。どちらかというと、私はこちらの意見の方に賛成です。この方が言っている通り、起業家で成功する人はとてつもない情熱があると思います。叩かれても叩かれても何度でも立ち上がる情熱があると思います。日本で起業家や、スタートアップ起業をどんどんと増やしたいのであれば、高専というほぼ成人の学生に起業家になろうと言っても、起業家になるための素質を持っている人が少ないと思います。そのため、幼少期や、小学生の時に、自分の意見を持ちディベートするぐらいの教育をどんどんと取り入れていき、起業家の素質も磨いていくほうがよいのではないかと思いました。 高専ビジネスコンテスト 高専ビジネスコンテスト2024 in鈴鹿に参加しました。 体験記を記入しました。(体験記) 望んでいた結果にならず、失敗ばかりだったので非常に精神的にダメージを受けました。。。 早く回復したいです。っあ。明日からテスト期間だ。。。。

2024/01/21 · KashiuchiSotaro

高専ビジネスコンテスト2024 in 鈴鹿高専

概要 先日、高専ビジネスコンテスト2024 in 鈴鹿高専というコンテストに参加しました。残念ながら賞を受賞することはできませんでしたが、学んだことをまとめておきます。 また、発表資料のリンクを貼っておきます。(発表資料) 2024/01/10: 参加決定 コンピュータ部に急に高専ビジネスコンテストに参加してほしいと連絡がありました。強引に参加を強制され、コンピュータ部の多くの学生が参加することになりました。 私も例外ではなく、参加することにしました。私は「ジャバラ」というチーム名で参加しました。(応募の締切が近すぎで、10分ほどで考えた名前 2024/01/17: アイデア出し開始 申し込みから、寮生会、留学生交流会、情報処理の課題などで、土日も丸一日忙しくなかなかビジネスコンテストに時間を割くことができませんでした。 1月17日からようやくアイデアを出し合いました。私が日常的にためているアイデアのいくつかを出し、その中で「友達の友達は恋人」というコンセプトのアイデアがチームメンバーで良いのではないかということになりました。 このアイデアを説明します。これはマッチングアプリの一種で、既存のマッチングアプリよりも安心・安全に使えることを目指していました。そこでまず、クラスメイトや、地元の友達と相互フォローしあいます。次に友達Aに友達Aが知らなそうな友達Bを紹介します。後は友達Aと友達BがDMなどで繋がり、恋愛等に発展していくというものです。 2024/01/19: スライド作成が本格化 アイデアは出たので、スライド作成に進みました。またアプリのデザインだけでもあったほうがわかりやすいのではないかと言うことで、Figmaというソフトを使用し、フロントエンドの部分だけを作成することにしました。 Discordでメンバとも話し合いながら遂にスライドが完成しました。 発表練習では、約7分もかかった(発表時間は4分しかない)ため、スライドや、文章を削りに削りました。 なんとかいい感じに発表できるところまで進めることができました。 2024/01/20: コンテスト当日 発表練習を少し行い、朝7時に鈴鹿高専に向け出発しました。 鈴鹿高専に付き、軽く発表時の画面の共有方法などを確認しました。 いよいよコンテストが始まり、別のチームの発表内容を聞いていました。 多くのチームが2ヶ月から半年かけて練り上げられたアイデアでした。 私達のチームの番が回ってきました。さて画面共有をしようかと思った瞬間、友達のテザリングが切れて、共有できませんでした。焦りに焦りマックった結果、予備のスライドに切り替えてもらうという決断をしました。こうするとスライドは共有できるのですが、デモンストレーションの映像は共有することができません。ただ時間は止めてもらえず、どんどんと時間が過ぎていきます。焦りに焦りまくりましたが、なんとか発表が終わりました。 質疑応答では、LINEなどのアプリなどの違いについて聞かれました。私は、LINEとは用途が違う、LINEは家族や友達とつながることを目的にしており、友達を紹介するのは敷居が高いと答えました。 また招待する側のメリットがあれば良いと思ったなどの意見をもらい、発表は終わりました。 全体的にぐたぐだで、相当気分が落ち込みました。 学んだこと 多くの視点でアイデアを見つめ直すということです。私達は、友達を紹介される側のメリットばかりを考えており、友達を紹介される側のメリットを全然考えられていませんでした。全ての利用者にメリットがあるアイデアしか上手く導入できないと思いました。 また、スライドの完成度よりも、中身のあるアイデアにするということを学びました。時間がなかったため、とりあえずスライドを完成させようという思考になっていました。それよりも、アイデアをもっと練り上げることに時間を使うべきでした。反省です。 後、発表ですごくグタグタになってしまったので、事前準備はしっかりとしていきたいです。テザリングの安定性や、パソコンの安定性、考えられる質疑応答のブラッシュアップなどです。 逆によかった点として、タスクの割り振りを適切に行うことです。チームメンバにタスクを上手く振り分けることができたと思います。メンバ全員が参加でき、仕事がある状態を作れたことが良かったとおもいます。 また他の人の発表の様子を見てみると、非常にわかりやすかったです。なぜわかりやすいのかはまだ分析できていませんが。。。 今後について 今回は、先輩に半強制的に参加させられ、1週間と短い期間での準備で、非常に受動的でした。 今後は自ら出場したいと思うコンテストを選び、能動的に行動していきたいです。

2024/01/20 · KashiuchiSotaro