経緯
- NeoVimを使いはじめたので、Terminal Multiplexerも始めようと思いいろいろ試した結果Zellijが僕にとって使い勝手が良かった(Tmuxではないんか(笑))
- Zellijを少し使い、便利な機能や設定を見つけたので紹介する
Zellijの概要とインストール
- Zellijの概要やインストール方法は、以下の記事が非常に参考になった
- Rust製ターミナルマルチプレクサのZellijに入門してみるというサイトが非常に参考になる
- Zellijの公式サイト
設定ファイル
- ZellijはKDL形式の
config.kdl
設定ファイルに設定を記述する - 設定ファイルの検索順序は以下の通り
- Zellij実行時にオプション(
--config
,--config-dir
)として設定ファイル又はディレクトリを指定 ZELLIJ_CONFIG_DIR
という環境変数$HOME/.config/zellij
ディレクトリ- 以下のディレクト(default location)
- Linux:
/home/alice/.config/zellij
- Mac:
/Users/Alice/Library/Application Support/org.Zellij-Contributors.Zellij
- Linux:
/etc/zellij
ディレクト(system location)
- Zellij実行時にオプション(
- 基本的に
$HOME/.config/zellij
に設定を記述していけばよい
Theme
- Theme(テーマ)の変更方法を紹介する
既存のThemeから選ぶ
config.kdl {:.filename} {% highlight bash %} // Choose the theme that is specified in the themes section. theme “ThemeName” {% endhighlight %}
- Themeのサイトから好きなテーマを選ぶ
- config.kdlの
theme
の値に選んだテーマのThemeNameを記入する。ThemeNameは空白を-
、大文字を小文字に変更すれば良い。
自分でThemeをカスタマイズする
config.kdl {:.filename} {% highlight bash %} // Choose the theme that is specified in the themes section. theme “ThemeName”
// The folder in which Zellij will look for themes theme_dir “/path/to/my/theme_dir” {% endhighlight %}
theme.kdl {:.filename} {% highlight bash %} themes { ThemeName { fg 1 bg 10 black 20 red 30 green 40 yellow 50 blue 60 magenta 70 cyan 80 white 90 orange 254 } } {% endhighlight %}
- Theme用の設定ファイルを、
$HOME/.config/zellij/themes/
ディレクトリ配下に置く。このディレクトリに置くことで、自動的にconfig.kdlから読み込まれる。このディレクトリ以外のディレクトリにTheme用の設定ファイルを置きたい場合はconfig.kdlにtheme_dir
にTheme用の設定ファイルを置くディレクトリを指定する - Theme用の設定ファイルに、ThemeNameとそれに対応する設定を記入する
- config.kdlファイルの
theme
の部分の値として、themeの名前(ThemeName)を記入する - 上記の設定で、テーマの変更ができる。私はnvimにeverforestというテーマを使用しているので、Zellijでも同じ設定を使用した。こうすることで統一感が出て美しい(気がする)。everforest-dark-zellijから取得できる
Scrollback Editor
- pane単位でshellの出力等をエディタで扱うことができる機能
ctr + s
を押した後、e
を押すことでエディタを起動できる。
config.kdl {:.filename} {% highlight bash %} // Path to the default editor to use to edit pane scrollbuffer scrollback_editor “/usr/bin/nvim” {% endhighlight %}
- デフォルトでvimエディタが起動するようになっているので、config.kdlファイルの
scrollback_editor
に任意のエディタを指定することで、起動するエディタを変更できる。 - 私はnvimを指定した。こうすることで、コマンドの出力結果やコマンドをnvimを介して、コピーすることができ、非常に便利
ToDo
- copy系の記述(何ができるのかよくわかっていない)
- layout系の記述