高専では高専間単位互換制度というものがあります。この制度は他の高専の授業を受け、単位を取ることができる制度です。私は石川高専の「デジタル人材リテラシー」という授業を受講しました。この科目では、様々なデジタル技術を学び、各専門分野でそれらの技術を活かそうと言うものです。今の時代、情報系でなくとしても、デジタル技術を扱えたほうが、より多くの可能性を見出すことができます。デジタル技術を浅く、広く学ぶことで、自分が研究している分野などに応用できるという可能性を作り、視野を広げようというのが大まかな趣旨です。詳細はシラバスに書かれています。
授業の形式としてはオンライン配信で、各コマで一人の専門家を呼び、講義を受けるという形でした。以下の評価が各コマの授業の内容です。

コマ授業内容
1ガイダンス
2DX入門
3デジタル社会を支える技術
4企業におけるDX
5金融とデジタル技術
6サイバーセキュリティ入門
7サイバーセキュリティ入門
8ドローン入門
9航空宇宙産業とデジタル技術
10デジタル社会を支える技術
11デジタル社会を支える技術
12アントレプレナーシップ入門
13AI数理データサイエンス入門
14デジタル技術と専門技術の融合
15復習

特に面白かったのは、データセンターをGoogle ストリートビューのような感じで、オンラインでデータセンターを見学したことです。データセンターを見学したことはなく、とてもメカメカしていてかっこよかったです。見学だけではなく、データセンターに適した土地や、条件などの説明や、空調設備などが見どころでした。

この科目を通して、全体的に視野が広がったと思います。またその分野のプロフェッショナルな人の講義を聞くことで、人生の生き方などを学ぶことができました。むしろこっちのほうが多くの学びがあったと思います。 次回別の高専間単位互換性の授業を受けれるなら、実際にハンズオンなどがある技術系の授業も受けてみたいと思っています。